札幌市白石区の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。
初対面の社長とお話をさせていただく際に「今期の売上の着地」と「来期の売上予定」をお聞きすることがあります。
そんな時に、社長の多くは「来期の売上は〇〇万円」と答えてくださいます。
「ちなみに、なんでその売上なんですか?」と聞くと、「今期が〇〇万円だから」という回答がほとんどです。
実はこの「来期は〇〇万円」という答えが危険なことをご存じでしょうか?
会計事務所・税理士事務所の担当者も来期の予定を社長が「〇〇万円」と決めているのだと納得しがちです。
この「来期の売上は〇〇万円」は売上の計画ではなく、「売上予想」です。
売上予想といっても「だったらいいな」というような希望的観測というケースがあります。
だからこそ社長は自分が作っていきたい会社ではなく、なんとなくの流れで経営することになってしまいます。
その結果「ワクワクしない」・「楽しくない」経営を毎日することになります。
社長が「〇〇がしたい」や「みんなの給料を上げてあげたい」ということをすることに近づくための売上計画なのです。
一気に達成できなくとも、毎年の計画を積み重ねて理想に近づけていくことが「ワクワクする経営」の第一歩です。