札幌市白石区の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。
コロナ融資の返済が始まってきて、今まで以上に「売上を上げたい」と考えられている方からの相談が増えています。
コロナ融資の返済に関係なくとも、物価高騰・競争激化もあり、今まで以上に売上を上げていくことが難しく感じられている方が増えていると思います。
今回は売上を上げる方法についてお話しします。
(目次)
1.売上を上げたい理由から金額を考える
2.一番即効性があるのは社長のトップセールス
3.売上の上げ方も税理士さんに相談してみよう
1.売上を上げたい理由から金額を考える
みなさんに質問させてください。
売上を上げたい理由って何ですか?
人によってさまざまですが、「売上○○千万にしたい。」「売上を●億円にしたい。」と具体的な金額を話される経営者がほとんどだと思います。
漠然と売上を上げたいという方もいるのですが、心の中では○○万円売上を増やしたいと考えているはずです。
なぜなら、「では100円でもよいのですね?」と聞くと「そんなことはない」となるからです。
ここで重要なことは「なんのために売上を上げたいのか」を把握しておくことです。
100円では全然足りないのに、いくらを上げたいのかのイメージができていないと「何をやるべきか」が全く見えていないのです。
1億円の売上を作りたいのと50万円の売上を作りたいのでは、やるべきことが変わってきます。
社長は「いくらの売上を上げたいのか」と「その理由」を自分で持っていないとダメなんです。
例えば、次のような目標でもよいのです。
①役員報酬を月100万にしたい
②預金を1,000万にしたい
③無借金経営にしたい
具体的な目標の考え方
こんな感じの数字に置き換えられる目標を作りましょう。
漠然とすると緊急度合いもわからなければ、やることもわからなくなるからです。
まずは、自分のことだけを考えた目標からでもよいのでイメージしてみましょう。
2.一番即効性があるのは社長のトップセールス
どうですか?売上を上げたい気持ちは高まりましたか?
この気持ちが持てない場合、コストを削って利益を出したくなります。
利益さえ出ればよいのですから、売上を上げるよりもコストカットのほうが最初は楽だからです。
コストカットはあなたがお客さんで価格や使用数量をコントロールできる立場にいるからです。
売上はあなたにコントロールすることは難しく、お客様がコントロールする立場にいらっしゃいます。
だから、コストコントロールは楽で売上を上げることは難易度が高いのです。
このことをみんな分かっているから業況の良くない会社は「うちに無駄なコストありませんか?」と相談してくるのです。
コストカットはすぐに限界がきて、すぐに赤字に戻ります。
だから、売上を上げることを頑張ってください。
コストカットよりも何倍も大変だし、不安だと思います。
でも、売上をあげることは限界がありません。
この難しい問題に挑戦できるのは経営者であるあたなの特権です。
私も勤務時代は自分で売上を増やす方法がわかりませんでした。
税理士事務所を開業してからしばらくは「売上を上げる=安売り」と考えていました。
完全に不正解です。
社長が一番売上を作ることができるんです。
経営上、自分で決めたことを即断即決で実行できるのは、経営者である「あなた」なのです。
営業マンが売上を上げてこないという不満があるかもしれません。
でも、営業マンに売上を上げる力があるなら「あなたの会社にいません」・「独立起業して社長になっています」ということです。
自分で決定して動くことで一番即効性があるのがトップセールスです。
そして、経営者によるトップセールスはお客様のニーズへの感度も一番高く、改善もすぐにおこなうことができます。
だから、一番即効性のある売上アップの方法です。
もしも、今すぐ売上を上げたいのであれば社長がトップセールスをしてください。
3.売上の上げ方も税理士さんに相談してみよう
とはいっても、「トップセールスってどうやったらよいの?」や「売上を上げる方法はどうしたらよいの?」と不安な方もいると思います。
そんなときは、税理士さんに相談してみてください。
税理士さんはその事務所の経営自体をしています。
つまり、社長がいます。
しかも、あなたはその社長の税理士さんにお金を払っている大切なお客様です。
遠慮せずに「どうしたらトップセールスができるのか」「どうした売上を上げられるのか」を聞いてください。
税理士さんの経験でこの問題に回答をくれると思います。
私たちの場合には、代表の失敗事例や成功事例を含めてお話ししていきます。
千葉自身、たくさんの経営判断ミスで失敗しているので、失敗のパターンはわかります。
このように税理士さんに質問をすることで、真剣に考えて相談に乗ってくれます。
もし、ご自身のお願いしている税理士さんが経営の話をしてくれない場合や千葉と同じ失敗をしたくない方はぜひご相談ください。
相談電話:011-858-7007
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