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あなたの建設業の会社は売上を上げる対策でできていますか?

札幌市白石区の建設業に強い千葉税理士事務所です。

建設業の会社にとって、7月~11月頃までは忙しすぎると感じている方も多いと思います。

そんな時期に「あなたの建設業の会社は売上を上げる対策ができていますか?」ということを聞かれたらどう思いますか?

今忙しいのにと思うかもしれません。

でも、冬から春先にはもっと売上が欲しいと思っている建設業の会社も多いと思います。

今回は建設業の会社が売上を上げる対策ができているのかというところを見ていきましょう。

(目次)

1.夏場は忙しく冬場は売上が少ないが普通

2.売上を上げる対策は仕事をこなすことではない

3.建設業は税理士さんと売上アップの話をすべき

あなたの建設業の会社は売上る対策できていますか?

1.夏場は忙しく冬場は売上が少ないが普通

建設業の業種にもよりますが、土木など外での工事を仕事としている会社は夏場は忙しく、冬場は売上が少なくなってしまうことが通例です。

北海道はどうしても冬期間は雪が降ってしまうため、外での建設業の仕事量は減ってしまいます。

そう考えると、北海道の建設業は本州の建設業に比べると稼働期間が短く、儲かりにくいという可能性が出てきます。

昔は、「北海道は冬がるから仕方がない。」・「雇用は季節で切ってしまって凌ぐ」・「通年雇用助成金をもらって赤字を埋める」ということが良く行われていました。

2000年ちょっとくらいまではこれでも会社はやって行けたかもしれません。

この時期は就職氷河期で仕事にあふれている人がいた上に、団塊ジュニア世代に近い年齢が新卒で働き始めるころでした。

でも、今はこれでは成り立たない環境になっています。

なぜなら、

①最低賃金もずっと上がっている

②建設業全般に社会保険加入が当たり前で以前よりコストアップ

③若い労働力の数が不足

④建設業以外の様々な業種が増えているため、異業種に人材が流れる

昔のようにはいかない建設業の雇用環境

人が重要な建設業においては、昔のようなやり方では人の採用や雇用の維持が難しくなってしまっています。

だからこそ、売上を上げて給料を増やせない会社は淘汰されてしまうリスクが大きくなっているのです。

皆さんの会社は売上を上げるために何をされていますか?

毎月の税理士さんとの打合せで建設業の経営について話していますか?

2.売上を上げる対策は仕事をこなすことではない

建設業で売上を上げる対策をしたいと考える方も多いと思います。

どうやって売上を上げたらよいのかというのはどの業界も、どの経営者も考えることです。

良い仕事をしていたら売上はついてくる思って頑張っている方にお尋ねします。

質の良い仕事だけを頑張っていて、実際に経営が楽になりましたか?

「うちは技術力はあるから」とお話しされる経営者さんは非常に多いです。

しっかりと現場を納期までに納めていて、しっかりとした仕事をされています。

でも、経営は全然楽にならず、不安だけが増えていきます。

こんな悩みの建設会社は非常に多いのです。

なぜ、昔なら通用した「良い仕事をしてたら大丈夫」ということができなくなったのでしょう。

それは時代が違うからです。

物のない時代であれば、良いものを作れば売れました。

需給バランスが需要のほうが圧倒的に多いので、良いものであれば完全に勝だったわけです。

今はある程度のものは満たされている時代で、急速に建設業の需要が伸びるのはなかなか難しい状況です。

ただ、一生懸命仕事をしていても売上が上がりにくい理由は次のようなことがあります。

①建設業の会社の大部分は下請け仕事になってしまうため、取引先との話し合いで金額が決まるといっても金額交渉が難しい。

②物価上昇が激しい為、見積もりが難しくなっている

③仕事が少なくなってくると価格を下げないと現場が取れない

一生懸命仕事をすることで売上を上げようとするのは、現場の数で何とかしようとすることです。

上記の対応することが難しいから売上が上がらないという理由は解決されていないのです。

採用が難しい場合や年齢が上がっている場合には現場数の売上アップが難しくなるので、余計に経営的に厳しくなります。

建設業で売上を上げるためには、仕事を一生懸命やるだけではなく「経営的にやるべきこと」を一生懸命やらなければなりません。

3.建設業は税理士さんと売上アップの話をすべき

ここで建設業の社長は税理士さんともっと経営の話をすべきだと思います。

確定申告や法人決算申告のときだけ、税理士さんに資料を渡して入力してもらったり、会社の経理をチェックしてもらうのでは時間的にもったいないです。

1年に一度、決算の時に過去の数字の説明を聞いたところで経営的に全く意味はありません。

過去の数字は変わらないし、嫌なことを言われたくないから年に一度の決算書の作成だけしてもらえばよいと思ったかもしれません。

でも、本当に嫌なことは、あなたの大切な会社経営がうまくいかなくなることのはずです。

だから、最低でも3カ月に一度くらいは税理士さんと経営の話をしてほしいのです。

打合せが3カ月に一度でも帳簿の資料は毎月出してください。

そうすることで税理士さんも事前に数字を見て、社長と経営の話をする準備をする時間が取れます。

私たちも毎月経営の話をするタイミングが3カ月に一度の方、半年に一度の方、1年に一度の方もいらっしゃいます。

実際に経営がうまくいっている会社は毎月の打合せの方な気がします。

自分の経験上では会社がいきなりよくなることは、ほぼないと思っています。

少しづつ改善していきます。

そして、ある時から改善のスピードが上がっていきます。

累積赤字が大きくなる前に相談すべきです。

ただやみくもに、一生懸命仕事をとって売上を上げようと思うことはやめてください。

きちんと数字を見て、売上の内容を見て、会社の現預金の状況を見ないと売上を上げることで会社がおかしくなることもあります。

会社の数字を見てくれている税理士さんにこの部分を相談しましょう。

もしも、建設業の経営を良くしたいと思われている社長は今すぐご相談ください。

相談電話:011-858-7007

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