札幌市白石区の経営に力をいれている千葉税理士事務所です。
皆さんの会社にも毎月税理士さんが来ていると思います。
その時に「試算表」や「決算書」の説明を受けていると思います。
この試算表の説明をどう受けているのかとそれはどのような効果があるのかを考えてみましょう。
(目次)
1.一般的な試算表の説明でわかること
2.周りの経営者も知りたい本当のこと
3.今すぐ経営に生かすセカンドオピニオンとは
1.一般的な試算表の説明でわかること
一般的に個人事業の方であれば月2万円~4万円くらい・法人であれば月3万円~6万円くらいの顧問料が多いのではないかと思います。
規模の大きな法人さんの場合には月10万円以上を支払っているケースもあると思います。
最近ではネットですべてを完結して、月の顧問料を低く抑えているプランもあったりすると思います。
訪問型の税理士さんであれば毎月税理士さんに来てもらって帳簿のチェックをしてもらってから試算表といわれる「貸借対照表・損益計算書」を渡されると思います。
そして前月の売上・経費・利益について一通り説明をされたりしていませんか?
これが普通の会計事務所の月次監査(月次訪問)というものになります。
特におかしな仕事をしているわけでもなく、一般的に普通のサービスです。
税理士さんによってはそれとは別に「前期比較のグラフ」を作ってくれていて、前期よりも売り上げが伸びた・経費が増えた・利益が増えたなどをビジュアル的にわかりやすくしてくれたりもします。
ところで、この毎月の月次監査(訪問)でわかっていることは次のことなのかと思います。
①前月の売上・経費・利益はいくらだったか
②今期の売上・経費・利益はいくらだったか
③このままいったらどれくらいの利益になりそうなのか
一般的な月次訪問で請ける説明内容
つまり、わかることは先月までの過去の全体としての数字と細かい費用の内容です。
社長はなんとなく「売上が良かった・利益が出た」という感覚があると思います。
すると細かい費用の数字を知ったとしても、感覚と大体あっていたかどうかの確認をするだけになります。
仮にその数字が悪かったとしてもどうしたらよくなるのかの打合せができていない可能性があります。
2.周りの経営者も知りたい本当のこと~「これ」聞けていますか?~
私たちが経営に興味のあるお客様とお話ししていて「これ」を聞けているのかなと感じることがあります。
一般的な会計事務所の月次監査というものでは「これ」に対する話が聞けていないのではないかと思います。
もしも、毎月の月次で「自分の会社がよいのか」「悪いのか」を相談できていないと感じます。
これは「黒字の会社」であってもです。
どうしても、会計事務所から見ると利益を出していればよい会社で赤字であれば経営的に苦しい会社と考えがちです。
場合によっては、「黒字=もったいないので赤字にする」という指導をするところもあると思います。
利益が出ていてもよくない会社もあります。
例えば、今利益が出ていてもお客様が1社しかなければ、そこが廃業した瞬間に倒産する可能性があります。
社員が高齢化していれば数年しか持たない可能性もあります。
黒字だからよいということは全くなく、どういう状況であればよいと考えるのかなど、会社に対して説明できている月次訪問というものは非常に少ないと感じます。
私たちはただの数字の説明だけではなく、その会社にとっての「良い会社」と「悪い会社」という基準でよい会社になっていただくための打合せを月次訪問としています。(※経営相談を外されている場合を除く。)
会社の経営にとって役に立つ情報交換が月次監査なのです。
3.今すぐ経営に生かすセカンドオピニオンとは
物価が上がっても従業員さんの給与を上げられない会社は人材難がどんどん進んでいきます。
人手不足になれば競争力もなくなります。
弱者はどんどん弱者になっていくのが、コロナを機に加速してしまったのです。
私たちは「お客様をよりよい黒字にする」という目標を持っています。
もしも、税理士さんに経営の相談ができずに悩んでいる方は経営だけのセカンドオピニオンはいかがでしょう?
今の税理士さんもしっかりと経理や税務をやっていただいているのであれば、わざわざ税理士変更をしなくてもよいと思います。
むしろ、経営相談だけを選んでいただければ会社の環境変化は最小限で済みます。
社長にとって不安な採用難や下がり続ける売上高・粗利益率という問題にいち早く立ち向かうことができます。
私たちは経営だけに特化した経営セカンドオピニオンもお手伝いしておりますのでお気軽にお声がけください。
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