札幌市白石区の経営に力を入れている千葉税理士事務所です。
税理士さんや保険会社、金融機関との打合せで「来期の売上はどれくらいですか?」という質問が出ることがあると思います。
この中で毎期必ず出るのは税理士さんとの打ち合わせですね。
実はこの質問がとても重要な意味があることをご存知でしょうか?
(目次)
1.ほとんどの経営者は「売上予想」
2.本当の経営者は「売上計画」
ほとんど経営者は「売上予想」:赤字でも仕方ない思考
来期の売上はどれくらいですか?を経営の世間話と思っていると「売上予想」になります。
今期の売上から推測すると来期はこれくらいだろうという予想になります。
一般的には、景気動向、自社の社員の成長度合い、受注残から予測されていることが多いと思います。
もっとひどくなると「だったらいいな」という希望的観測です。
コロナ禍が2年から3年続いている上に、国際情勢の不安定、円安、物価高騰で、外的要因要素を大きくみている傾向も強くなってきている気がします。
コロナ融資で資金調達を目一杯してしまっている会社が外的要因で資金不足をしたとしても、融資を受けること自体難しいということから目を背けてしまいます。
この傾向が強いのが売上予想型の経営者です。
「売上計画」の経営者:経営を改善したい思考
売上予想ではなく「売上計画」は、会社があるべき姿に向けて「何を・どうするか」を考えている会社です。
この会社の特徴は「堅実な利益計画・財務構造・採用しやすい」という特徴があると思います。
売上は必ずしも右肩上がりとは限りません。
コロナ禍などで売上を上げることが困難な時は、その環境下でもできることをしっかりとやっているのが「売上計画」を立てる会社です。
その売上計画の後ろには「やるべきこと」が隠れています。
例えば、売上が上がりにくい環境下の時には、社員教育に力を入れたり、外注先の開拓をしたりと戦略的に動いていきます。
そのため、計画して成長していくことができます。
明らかに「売上予想」の会社とは質が違います。
売上予想型の会社は経営者の年齢に引っ張られて社員の高年齢化も起こっていますが、売上計画型の会社は計画して社員の若返りも図っています。
なぜなら、採用も計画的に行っているからです。
私たち千葉税理士事務所では「売上計画型経営」をお手伝いしていきます。
短期的には「売上予想型経営」は楽です。
金融機関の融資も借換ができたりします。
しかし、経営者の年齢が上がってきたり、景気が悪くなっただけで借換ができなくなってしまうのです。
こういう将来に大きな苦労が残る経営ではなく「将来にも安心」という経営をお手伝いしたいのです。
売上予想型経営から変えたいという方は今すぐご相談ください。
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